建物概要
建物名称 | 大阪工業大学 学生談話室[chast] |
発注者 | 学校法人 常翔学園 |
所在地 | 大阪府 |
用途 | 学内総合案内所・学生相談室 |
構造/階数 | S造・地上3階 |
延床面積 | 846㎡ |
設計主旨
大阪工業大学chastは、大学の正門通り沿いに建つ学生憩いの場となる建物である。正門前に建つことから大学の看板的な意味合いを持つ建物であり、よりシンボリックな外観となるよう計画された。住居地域内の敷地であることから、日影規制等の制約が多く、建物高さを抑えながら内外部空間をどこまで開放的にできるかが設計段階での最も重要なテーマの一つであった。一部を半地下とすることで、建物高さを抑えながら、最大限の天井高さを確保できた。1階から2階に吹き抜け空間を計画し、外壁全体をカーテンウォールとすることで、正門通りを行き交う学生たちから内部空間の様子が見渡せ、内部からも外の様子が見渡せるよう、開放性を極限まで高めた計画とした。登校前、下校時の恰好の集合場所になることを期待している。また、この建物は全館LED照明化を図るなど、工業大学にふさわしい最新鋭の設備を導入している。